求めているものと、物事に対する解釈
こんにちは
株式会社Peace土井けいじです。
いよいよ本格的に暑い季節になってまいりました。
屋外での活動は少ししんどい時期ですので、屋内で行える趣味に時間をさく割合が増えてきました。
屋内での活動でも水分補給を怠ると体調を崩しやすい時期なので、より一層健康に気遣って仕事をしています。
先日、友人たちと『NEW ORDER』という映画を観に、渋谷の映画館へ行ってきました。
メキシコの映画ですが、実際に起こりえる未来、そしてこうやって歴史は作られているよな、というリアリティのある描写がとても面白く、一瞬も目が離せない映画でした。(内容はネタバレになってしまうので、ぜひ本編をご覧ください)
映画自体もとても面白かったのですが、僕は誰かと一緒に同じ映画を観ることが好きです。
同じ映画を観て何に共感し、どういった感想を持つのか、どういった学びを得るのか。
それを分かち合うことができるからです。
僕は何か面白いネタや、事業に活かせる学びや気づきはないか意識していたのに対して、友人の一人は、映画の登場人物に感情移入しながら観ていたので、僕とはまた違った感想や気づきがありました。
これは日常の出来事でも同じことが言えます。
・どういった立ち位置で物事を解釈するのか。
・何に対してアンテナを張って目の前で起きている事実を捉えているのか。
例えば、友達と海岸沿いをドライブ中、皆さんは何にアンテナを張っていますか?
僕はサーフィンが好きなので、どこかサーフィンのできそうな場所があるとその情報が多く目に入ってきます。
ただ、サーフィンに興味がなくおなかが空いている友人は、レストランやカフェの情報が目に入ってきます。
あるいは、助手席の友人はトイレを探しているのであればパーキングエリアなどの情報が目に入ってくるのではないのでしょうか。
ドライブで走っている地形や建物は同じでも、同じ場所を通る人が得る情報は異なります。
要するに、何にアンテナを張っているかによって得られる情報は全く異なってきます。
このような現象を、一般的にカラーバス効果と呼ばれています。
僕が自分自身の事業のコンサルタントをしていた時は、一刻も早く理想を現実にしたかったため、すでに僕の理想を叶えていらっしゃる先輩経営者の考え方や物事のとらえ方を真似させていただいてきました。
世の中で起きている様々な事象の、何に対してアンテナを張るべきなのかを知るためでもあります。
これから何かあたらしいことにチャレンジされる方は、どういった状態を手にしたいのかを明確にしたうえで、その状態を手に入れている人が何に対してアンテナを張っているのか意識されることをおススメします。