土井けいじの男磨きのススメ

株式会社Peaceの実績及び人材育成ブログ

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土井けいじがベンチャー立ち上げを通じて男磨き~仕事の前提を貼り替える~

こんにちは

土井けいじです。

 

イルミネーションなどが施されている場所も多く、きらびやかになってまいりましたね。12月の後半ともなると、クリスマスや忘年会など、イベント事なども多く浮足だっている方も多いのではないかと思います。

一方で、冬も深まってきており、急に寒くなったように感じます。寒くなると体温が下がりやすくなることから免疫が落ち、病気になる方も多数出てくる時期ですね。病気になると気分が落ちやすくなり、仕事を実施するモチベーションも下がってしまいます。僕自身、体調や感情をコントロールするのも仕事の一環と捉え、常に体調には気をつけています。

 

前回記事(

土井けいじがベンチャー立ち上げを通じて男磨き~0から1を創り上げる~ - 土井けいじの男磨きのススメ

)では、"社会人インターンシップ"を通してベンチャー企業の立ち上げをお手伝いさせていただきつつ、

  1. 企業運営に必要なスキル
  2. 仕事の前提
  3. 価値観

の1.について学ばせていただいたことを共有させていただきました。

今回は、2.仕事の前提 について、深掘りして行きます。

 

 

ベンチャー企業を運営する前提

ベンチャー企業は大企業などに比べると、安定性に乏しく軌道に乗せるまでが大変です。どんな状況でも利益を出し、長期的に繁栄させるためには、仕事をしていく前提が大切となってきます。

自分は大学卒業後に就職し、会社に勤めながら”社会人インターンシップ"に参画し、ベンチャー企業の社長と一緒に仕事をしていくことでこの前提を習得しました。"社会人インターンシップ"の中で、習得に一番時間がかかったのがこちらの仕事の前提と、価値観であったと記憶しています。(約2~3年はかかりました)

この"仕事の前提"を張り替えるのに時間がかかるのは、理由があります。―学校教育です。日本の学校教育では、『高度な専門性を有した従業員』を輩出するための仕組みが整っており、僕もこの前提にかなり染まっていました。そのため、事あるごとにそのクセが出てきており、何度もその考え方に逆戻りしそうになりました。しかしながらその価値観はベンチャー企業を運営する上では効果的ではないため、何度もその価値観を変えようと努力してきて、今があります。

現在の僕が仕事をしていく上で大事にしている前提と、それを身につけるために大事にしてきたこと4つをお伝えします。

 

インサイド・アウト

僕が仕事の前提で、一番大事にしてきたことです。自分の周りの全ての出来事が起きた原因を、自分に見出すといった考え方です。この言葉はスティーブン・R・コヴィー著『7つの習慣』に登場する言葉です。

この考え方を、お世話になっているベンチャー企業の社長にオススメされ、僕は一番最初に実践してきました。この前提で物事を捉えると、成長が速いというメリットがあります。真逆の考え方である"アウトサイド・イン"と比較してみると、このことがよく分かります 

事象: 流行り病の関係上、外を出歩く人が減り、自分が持っている小売店舗への来店者数が減った。

 

インサイド・アウトで捉えた場合

・お客さんのニーズが変化したので、自店舗のサービス展開の方法を変えていく必要がある。ECサイト経由の販路を拡大するために、Webマーケティングへの投資額を増やそう。

・お客さんが家にいる機会が増えたことで、インテリアや室内でリラックスするためのグッズの需要が増えている可能性がある。実際に常連のお客さんとZoomで会話したり、アンケート調査を行って、他のベンチャー企業と協業して新たな商品を仕入れよう。

 

アウトサイド・インで捉えた場合

・流行り病が原因で来店者数が減るのは仕方ない。自力ではどうしようもない。

 

上の例で言うと、インサイド・アウトでベンチャー経営を捉えた場合は、商売にチャンスが生まれ、アウトサイド・インで捉えた場合は、商売の縮小を待つほかなくなります。ベンチャー企業を運営していく上では、一瞬の停滞でも命取りになる可能性がありますので、せっかくなら話を前進させたほうが効果的ですよね。

 

しかしながら、全ての出来事の原因を自分にもとめて、反省しすぎて落ち込むのもまた、少し違います。この前提は、物事を前進させるといった目的で持っている前提であり、決して「自分を責め苛む」ということではありません。この前提で仕事するために、教わってきたキーワードは

「で?だから?どうする?」です。どんな予想外の事象が起き、予測不可能な状況に陥ったとしても、心のなかで「で?だから?どうする?」と唱え、自分なりに次に起こすべき行動の答えをもって今でも仕事をしています。

 

仕事の前提を身につけるために大事にしてきたこと

インサイド・アウトの考えはベンチャー企業を設立し、運営していく上では必須の前提であると僕は捉えています。しかしながら前述した通り、この考え方を自分自身にしみ込ませるまでには2~3年はかかりました。とはいえ、4~5年、あるいはそれ以上かかったり、さらには何年たってもこの前提を習得出来ない方もいらっしゃるようです。

いち早くこの考え方を自身にしみ込ませるために、僕が大事にしてきたことを4つ書きます。

学ぶ人を決める

自分の求めている成果を持っている方を1人決め、その方が持っている考え方・価値観・前提を全て学び取ってきました。僕の場合は、普段からお世話になっているベンチャー企業の社長になります。学ぶ対象を数人決めると、身につけるものを迷ってしまうため、僕は1人に絞りました。例えばですが、野球で松井秀喜からホームランのコツを学びながら、イチローからヒットのコツを同時に学んだとしたら、ふたりが言うことが矛盾していたり、それぞれで表現の仕方が違ったりで、何をどう習得するべきなのか、混乱してしまいますよね。

 

正直に申し上げると、僕はサラリーマン時代にベンチャー企業の社長からベンチャー企業を設立していくための考え方を学びながらも、当時勤めていた会社の部長からサラリーマンとして成功するための考え方も学ぶ、ということをしていたため、非常に混乱しました。そんな状況下にありましたが、僕はベンチャー企業の可能性や、一緒にベンチャー企業でお手伝いをしていた仲間の熱量に憧れを感じていたため、ベンチャー企業を設立していくと決めました。学ぶ人を決めてからは、部長とキャリア相談をした上で、仕事は定時に終わらせられるよう調整し、定時後はベンチャー立ち上げの準備をしてきました。

環境を変える

僕は学ぶ人を決めてからは、学ぶ人にベタ付きでいられるよう、自分の住んでいる場所を学ぶ人のところに合わせて引っ越したりと、外部環境を変えました、お世話になっているベンチャー社長の近くに、同じように住んでいる方も多かったため、一緒に学んでいる仲間や社長さんの近くにいることで、仕事の前提や考え方を吸収するようにしています。

 

言葉を変える

「体は食べたものでできていて、心や脳みそは話す言葉でつくられるよ」と、ベンチャーの社長から僕は学んできました。人は一人でいる時間が一番長いので、人と会話しているときだけでなく、自分1人で物事を考えているときにも、どんな言葉を使うかがカギとなってきます。言葉は明確でポジティブなものを選択して使っています。

僕が最初よく使っていたネガティブな言葉に、"二重否定"があります。

「一緒に働く優秀な人材がいないから、この仕事はできない」

と、ネガティブに否定するのではなく、

「一緒に働く優秀な人材を見つけて一緒に働くことができれば、この仕事に着手できるかもしれない」

と、ポジティブに言い換えるようにしています。

 

優先順位を決める

昨今、インターネットの普及やSNSの普及により、情報過多な社会になっています。そのため、現代では知識そのものに価値はそこまでなく、得た情報をどのように選択して優先順位をつけるかがカギとなってきています。

僕はサラリーマンでベンチャー立ち上げの準備をしている段階では、優先度をうまく決められず、会社員でもベンチャーでもどちらもうまくいかせようとしていて、優先度がどっちつかずの時期もありました。しかしながら学ぶ人を決めてからは、ベンチャーの立ち上げの優先順位を一番高くし、そこからすぐに独立しました。

会社員や趣味を優先している状態で、ベンチャーを立ち上げようとしても、うまく立ち上がらずに中途半端に終わる可能性が高いです。どうせやるなら一番高い優先度でやろう、と思い全身全霊で準備してきたのが、とても良かったと感じています。

 

まとめ

僕は、"社会人インターンシップ"に参画し、サラリーマンの仕事をしながら、ベンチャー企業の立ち上げの準備をし、ベンチャー企業を運営していく前提を持った状態で自分のベンチャー企業を立ち上げました。

"社会人インターンシップ"では、ベンチャー企業の社長と一緒に仕事をし、

インサイド・アウト

という、仕事の前提を身に着けてきました。

いち早くこの考え方を浸透させるために、僕が大事にしてきたのは、

・学ぶ人を決める

・環境を変える

・言葉を変える

・優先順位を決める

という4つの考え方です。これによって、2~3年という短い期間でベンチャー企業運営のための前提を身に着けてきました。

 

"社会人インターンシップ"で身につけた仕事の前提は、今後も大事にしていきます。

土井けいじでした。

ここから新しい自分のスタートです(^_-)-☆