土井けいじの男磨きのススメ

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土井けいじが漫画を読んで男磨き~ジャンケットバンク~

こんにちは

 

土井けいじです。

2月は寒波の注意報が出たりと、少し落ち着きがない印象でしたね。僕は普段車で移動するので、道路が雪の関係で閉鎖されてしまっては面倒と思い、大事を取って仕事はなるべく家で出来るよう取り計らいました。そのため、在宅の時間が多かったように感じます。その結果、余暇は家で過ごす時間が、普段と比べて少し増えました。そのため、家で過ごす時間を、漫画を読んで過ごすことにしました。

漫画には、娯楽という側面が大きいですが、最近の漫画はメッセージ性のある漫画も増えてきています。今回は友人にオススメされた『ジャンケットバンク』という漫画を読んでみたところ、僕がベンチャー企業を運営していく上で大事にしていることに通ずるものがあったため、それを紹介します。

※本記事には、漫画『ジャンケットバンク』の一部ネタバレが記載されています。苦手な方はお戻りください。

 

僕がベンチャー企業を運営していくうえで大事にしていることは、↓の記事に記載しています。

土井けいじがベンチャー立ち上げを通じて男磨き~0から1を創り上げる~ - 土井けいじの男磨きのススメ

土井けいじがベンチャー立ち上げを通じて男磨き~仕事の前提を貼り替える~ - 土井けいじの男磨きのススメ

土井けいじがベンチャー立ち上げを通じて男磨き~価値観を変える~ - 土井けいじの男磨きのススメ

 

 

漫画『ジャンケットバンク』あらすじ

主人公: 御手洗 暉(ミタライ アキラ)は銀行勤めに飽きていた。他人の数字を増減させる、ただそれだけの生活...突出した暗算での計算能力も持っていたが、これも活かしどころがあまりなく、何をすればいいか悩んでいた。

そんな鬱屈した日を過ごしていたある日、宇佐美と呼ばれる謎の課の主任から特別な招待を受け、銀行の裏側への入場を許された。そこは銀行を胴元とした"賭場"。そこで圧倒的な能力を持つギャンブラー: 真経津 晨(マフツ シン)と出会い、御手洗は衝撃を受ける。このギャンブラーの最期に立ち会いたいと思い、御手洗はギャンブラーのマネージャー業務を行う課"特四"へと異動。

真経津の圧倒的な勝負力を間近に見ながらも、真経津に見合う存在になるために御手洗自身が成長していくという、ギャンブル漫画。

 

...というのが漫画『ジャンケットバンク』のあらすじになります。漫画が進むにつれて、個性豊かなギャンブラーや銀行員が出てくるのが特徴的で、魅力の一つである漫画です。

以下、漫画中のセリフを引用して、ベンチャー企業を運営していく上での考え方で僕が大事にしていることを書いていきます。

 

漫画『ジャンケットバンク』とベンチャー企業運営

強制力

その代わりに 無能な者への寛容さもありませんがね
ー漫画『ジャンケットバンク』2巻10話 宇佐美主任のセリフより抜粋

御手洗が、"特四"に異動するときに宇佐美主任に言われたセリフです。元の環境は安全だが、ただただ退屈な環境。異動先はミスが命取りになる過酷な環境だが、お目当ての真経津の近くにいられる可能性のある環境。真経津の近くにいるためには、御手洗自身が自分の成長に文字通り"賭ける"必要があります。御手洗は自分の成長のため、人生の決定権を宇佐美主任から借り、強制的に成長していかないといけない環境に飛び込みます。

人生が掛かっていれば、ヒトはやる気にならざるを得ませんよね。僕もベンチャー企業の立ち上げ当初は、妻の叱咤激励を強制力とし、死ぬほど努力してきました。その強制力があったからこそ今があると僕は考えています。

営業力

僕を銀行に戻せ 賭場をもっと盛り上げてやる
ー漫画『ジャンケットバンク』7巻67話 御手洗のセリフより抜粋

御手洗が銀行から追放され、銀行に這い戻るためのオークションで、銀行の利害関係者に放った一言です。銀行の利害関係者にとって、賭場が盛り上がるというのは言うまでもなく望ましい状態。御手洗は相手の求めるものを提案していたため、無事銀行に舞い戻ることが出来ました。

ベンチャー企業では、『自分そのもの』という看板で勝負する必要があります。『自分そのもの』を、相手が求める形で提案していくというその姿に、漫画の中から営業力の高さを感じる場面でした。

目標達成能力

鼓膜を破り死の手前まで血を流したのもっ...

たった一度 私を欺くためだったのか!?
ー漫画『ジャンケットバンク』3巻20話 村雨のセリフより抜粋

 

真経津と村雨が対決したゲーム「サウンド・オブ・サイレンス」は、0分/2分/3分のレコードを相手に選択させ、選択したレコードに記載されている時間分の有害な音楽鑑賞を相手に強いるといったゲームです。音楽鑑賞時間の累計値が10分1秒を超えた時点で、人間では絶対に耐えられない音を発するため、実質相手に10分1秒目を押し付けることで確実に勝利できるギャンブルとなります。

ギャンブラー真経津は、ただ1つの目標"村雨に勝つ"ためだけに、2分×2回、3分×2回→計10分の想像を絶するような爆音をすべて自分で聞き続け、鼓膜を破り全身から血を流しました。

その果てに、最終的に村雨を一度ダマし、累計10分の音楽鑑賞をした状態で村雨に3分のレコードを押し付けます。全ては村雨に勝つために。

自分がどうなろうと目標を達成するために何でもするその姿に、目標達成能力の高さを感じました。漫画で読むとアツいですね。

変化への対応力

優秀な人間とただの電卓の大きな違いは計算すべきモノを自分で探せるか否か
ー漫画『ジャンケットバンク』7巻65話 御手洗のセリフより抜粋

本漫画ではあまり日の目を見ない(物事の解説としてくらいにしか使われない)御手洗の暗算での計算能力ですが、ココに来てこの力をどうにか活かせないかと考え始める場面です。

漫画内でも現実世界でも、刻一刻と状況が変化していきます。この変化に対応できてこそ、ベンチャー企業の社長ですよね。漫画を読み直して、改めて変化への対応力の大事さを再認識しました。

インサイド・アウト※

......でも何より重要なことは 自分の出した答えを信じ抜く執念
ー漫画『ジャンケットバンク』6巻57話 真経津のセリフより抜粋

ゲーム「アンハッピー・ホーリーグレイル」内で真経津が放った一言です。結果として真経津が信じた勝利への方針は間違っていましたが、それでも信じぬいた先に、なんとかギリギリ勝利を収めました。

周りの意見や変化する状況、新たな状況にも一切ブレずに、自分の出した答えを信じ抜くその姿は圧巻でした。ベンチャー企業では、「人生は選択の連続」というのを特に顕著に感じます。どんな選択をしようと、自分の出した答えを正解にしていくその姿に、ベンチャー企業の社長と重なる部分があり、しびれました。

 

インサイド・アウト..."すべての出来事を自分ごととして捉える"と言った考え方で、『7つの習慣』で使われた言葉です。↓過去記事でも取り上げました。

土井けいじがベンチャー立ち上げを通じて男磨き~仕事の前提を貼り替える~ - 土井けいじの男磨きのススメ

学ぶ人を決める

従いましょう お医者様がそう仰るなら
ー漫画『ジャンケットバンク』10巻88話 獅子神のセリフより抜粋

獅子神が村雨とタッグマッチを組む際、村雨に対し放ったセリフ。獅子神は村雨が発言した内容の意図を一切理解していませんでしたが、獅子神は村雨が圧倒的な強者であることを知っています。そのため獅子神は意図が読めないながらも、村雨から強さの秘訣を学ぶため、強者のアドバイスをそのまま受け入れることにしました。

学ぶと決めたなら、その学ぶ人の言うことに対して文句をいうのは不毛ですよね。僕も立ち上げの時期は、学ぶと決めたベンチャー企業の社長の言うことは、どんな内容のことであろうと「はい」と言って聞いてきました。

学ぶ対象とする人が、わざわざイジワルで僕にとって悪くなるようなことは言わない、と信頼したからこそ、どんなことに対しても「はい」と言って聞いてきました。学ぶと決めるということは、学ぶ人のことを信頼しているからこそ出来る行為です。この漫画のこのシーンから、獅子神・村雨コンビの信頼関係が見て取れました。

環境を変える

強者の視点を数えられるのは 強者だけである

ー漫画『ジャンケットバンク』10巻97話 ナレーションより抜粋

 

獅子神が強者と戦い続ける中で、自らも"強者"へと成長を遂げた場面です。強者の中で揉まれて全力を出すからこそ、命の瀬戸際で覚醒することが出来ました。

自らが成長していく上では、成長したいと思える対象がいる環境に身を置く必要があります。僕も会社の従業員がメインだった環境から、ある企業の社長や社長を目指す人ばかりの環境に身をおくことで、居心地が悪いながらも良い環境に身を置いてきました。漫画内ではそれこそ命をかけているため少々大げさに書かれていますが、本気で人生を変えたければ、それくらいしてもいいと僕は思っています。

言葉を変える

僕は言い訳ばかりしてきた

アレがないとかこれが足りないとか

時期が悪いとか気が乗らないとかバカみたいだ

ー漫画『ジャンケットバンク』3巻22話 御手洗のセリフより抜粋

 

御手洗が真経津に見合う行員になるため、自身を成長させていくと決意したシーンです。

ネガティブだったり、アウトサイド・インの考え方からくる言葉ばっかり使っていると、中々自分ごとにならずいつまで立っても成長できません。前提を変えるためにも、まずは言葉から変えていくというのは非常に有用だと思います。

優先順位を決める

夢を諦めるくらいなら夢の途中で死んだ方が納得できる

ー漫画『ジャンケットバンク』5巻46話 御手洗のセリフより抜粋

 

御手洗が真経津の最期を理想的な環境で見届けられるよう、無理難題とも思われる挑戦をしていくと宇佐美主任に決意する場面でのセリフです。

御手洗にとって、自分の願望の達成>自分の命 と明確に決まりました。僕も「仕事>自分の一切合切のプライベート」 として、仕事をしてきたからこそ、無事ベンチャー企業が立ち上がり、今でも安定してベンチャー企業が運営できています。漫画だけでなく、これくらいの熱意で仕事をしていくのは大事だと思っています。

一緒にいる人を変える

強い人は機を逃さずなんだって使う

ー漫画『ジャンケットバンク』3巻22話 御手洗のセリフより抜粋

 

御手洗が真経津の強さの秘訣を知るため、真経津から学んだ教訓です。御手洗自身が成長していくうえで、真経津の近くで学べることは多いと感じた場面でした。

学ぶと決めた人の近くにいることで、学ぶと決めた人がどういった意図で何をしたか、その価値観や前提を学び取ることが出来ます。御手洗は自身が真経津に見合う行員になるために真経津と一緒にいる時間を増やしましたが、僕はベンチャー企業を運営するのに見合う人になるためにお世話になっている社長と一緒にいる時間を増やしました。どの業界でも、一緒にいる人の影響力は計り知れないものだと、僕は思います。

解釈の仕方を変える

いい加減に目を覚ませ 君の勝利は机上の空論だ

ー漫画『ジャンケットバンク』4巻35話 真経津のセリフより抜粋

 

ゲーム「ジャックポットジーニー」で、真経津が雛形に対して放ったセリフ。ここでは、"勝利"という解釈が両者で異なっていました。

雛形にとっての勝利...ゲーム「ジャックポットジーニー」内で、自分の金貨枚数が相手の金貨枚数を上回ること(ルールで明記された通り)

真経津にとっての勝利...死なないこと(不審なルールまで疑った結果導き出された結論)

「事実は1つ、解釈は無数」といいますが、一見真経津が行った不可解な行動が、真経津自身の命を守ることに繋がり、真経津が勝利しました。何をどのように解釈していくかで、人生は変わっていきますね。

解釈の仕方が異なる場面が他にもあったので、紹介します。 

この世界に 自分を正義だと思っていない奴がいるのか?

ー漫画『ジャンケットバンク』10巻91話 山吹のセリフより抜粋

 

自分のことを悪だと思って行動する人は中々いませんよね。だからこそ、"正義"同士がぶつかってしまうこともありますが。

火事の中に飛び込み子供を助ける人間は 人としては称賛するが医者としては最悪の姿

ー漫画『ジャンケットバンク』10巻94話 村雨のセリフより抜粋

 

同じ一つの行動ではありますが、立場によって全然見え方が異なるセリフです。

 

お金の使い方を変える

ギャンブラーの勝利が担当の銀行員にも利益をもたらすと予想しました

だから最速で買っただけです

ー漫画『ジャンケットバンク』3巻22話 御手洗のセリフより抜粋

 

御手洗が真経津を担当する権利を購入したときのセリフです。これによって、御手洗はあと1回ミスをしたら銀行から追放されるというくらい貧乏になりましたが、それでも可能性にかけて"先行投資"を行いました。

自分にとって利益をもたらすものであれば、自分の手持ち関係なく、"先行投資"をしたほうが効果的ですよね。僕も自分の成長・可能性に掛け、掛けられるだけのお金を自分に"先行投資"してきました。

 

まとめ

今回は漫画『ジャンケットバンク』を通して、僕がベンチャー企業を運営していく上で大事にしていることを再度紹介しました。

今後もこの前提・価値観を大事にして、企業を運営していきます。

 

土井けいじでした。

ここから新しい自分のスタートです(^_-)-☆