土井けいじが仕事で男磨き~望んだものを手に入れるトレーニング1/3~
こんにちは。
土井けいじです。
新年度も落ち着き、6月になりました。
業界にもよりますが、繁忙期等もないところが多く、新しいトレーニングを始めるにはちょうどいい月ですね。
僕もこれまで色々なチャレンジやトレーニングをしてきましたが、そもそもなぜそのトレーニングをしてきたかについて振り返ってみました。
今回は振り返った内容と、トレーニングのおかげで手に入れてきた”3つの資本”について綴っていきます。
前回の記事もご覧ください。
土井けいじが仕事で男磨き~想いを行為にするトレーニング2/2~
https://keiji-fashion.hatenablog.com/entry/2023/05/16/024050
物心両面の豊かさ
ベンチャー企業を立ち上げようと準備を始めた当初は、『物心両面の豊かさ』を追い求め、トレーニングを重ねてきました。
『物心両面の豊かさ』とは、京セラの創業者稲盛和夫氏が提唱した言葉で、物質的な側面と精神的な側面、両面から幸福を見出すといった考え方です。
この考え方は、現在も京セラの経営理念となっています。
経営理念
全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の進歩発展に貢献すること。
引用元 - https://www.kyocera.co.jp/company/summary/philosophy.html
僕にとって、『物心両面』で豊かであることはすごく意義のあることで、日常の些細なことをすべて「これもトレーニングだ」と捉えて取り組んでいるのも、すべてこのためだと言っても過言ではありません。
「物心両面豊か」だとなぜよいのか?
きちんと論述しようとすると、なかなか難易度が高く、それこそいい思考トレーニングになりそうですが、ここでは違ったアプローチをしてみたいと思います。
イメージがつきにくいものは「逆にして考える」「極端にして考える」と考えやすいぞと師から学び、以降そのような考え方をトレーニングしてきました。
物心ともに豊かでなかったら?
―人生何も持っていないことになり、不幸なのは明らかです。
では、「物」か「心」か、いずれかだけだったら?
・”物”のみ豊か:
必要なものは何でも手に入り、経済的には豊かだが、心から信頼できる友人や仲間はいない。数名友人はいるが、自分自身ではなく、自分が手に入れた”モノ”や”カネ”に引き寄せられているのではないかと感じ、心休まらない。
・”心”のみ豊か:
心の底から頼れる友人や仲間はいて充実しているが、先立つ”物”がないため、その友人や仲間との付き合いなどを断らざるを得ない場面が多数ある。
同じ体験や経験を共有できない場面がある。
ベンチャー企業の立ち上げを志す前の僕は、”心”の豊かさはあまりなかったです。
従業員として身を粉にし、深夜まで残業をすることが当たり前で、終電帰りも当たり前でした。
それによる対価は頂いていましたが、プライベートはほぼ無く、大変だったことを今でも覚えています。
しかしながら、当時はその頑張り方が人生を豊かにする唯一の方法なのだと信じて、日々トレーニングを積み重ねていました。
その頑張り方を数年続けていた頃、とあるご縁でベンチャー企業の社長さんと出会い、様々な経済の仕組みを勉強して、「従業員」という仕組み以上に、物心両面で豊かになれる仕組みが存在すること、その仕組みは、トレーニング次第で誰にでも手に入れられるものなのだと気づかされました。
人生の大半を占める仕事ですが、どんな仕事をするにせよ、頑張ることだけは確定しています。
それならば、どうせ頑張るのであれば、物心両面で豊かになれるような頑張り方をしたいと思い、ベンチャー企業の立ち上げのためのトレーニングをスタートして、今に至ります。
さて、ここまで「豊か」という言葉を使ってきましたが、では「豊か」とは何でしょうか?
またまたいい思考トレーニングの素材ができました。
もちろん人それぞれ感じ方はあるでしょうし、定義の仕方もさまざまあると思います。
その中でも、僕が学んできた「豊かさ」の定義は、冒頭で述べた“3つの資本”が充実していることです。
“3つの資本”とは?
僕のいう“3つの資本”は、以下の3つのものになります。
- 人的資本...人間的な能力に関する資本
- 社会資本...社会における人間関係に関する資本
- 金融資本...経済力などの資本
物心両面の豊かさにおいて、3.は”物”の豊かさに、1.と2.は”心”の豊かさに関する資本です。
今回は1.の人的資本について、深掘りしていきます。
人的資本
人的資本を一言で表すのは難しいのですが、あえて言うのであれば”人としての魅力”です。
仕事にとらわれず、プライベート込みで人が人と接していくうえで必要な力です。
さらに言い換えるとすると、「人間力」。
「人間力」にどんな能力が包含されるのかについては様々な意見があるかと思いますが、経団連の以下の調査が興味深かったため、こちらを引用しながら人的資本について理解を深められたらと思います。
採用と大学改革への期待に関するアンケート結果(調査期間:2021/8/4~10/1)
回答企業数: 381社
引用元: https://www.keidanren.or.jp/policy/2022/004_kekka.pdf
こちらのアンケートは、企業から見た「採用したい人物像」を参考にするために採られたアンケート調査です。
本アンケートでは、大卒者に対し期待するものを、資質、能力、知識の3つの観点で調査をしています。
今回は、人間力の部分として、資質について見ていきます。能力や知識も重要な要素ではありますが、資質の部分がその能力や知識を得るための行動原理になると判断したからです。
<特に期待する資質>※上位3つを抜粋
主体性...84.0%
チームワーク・リーダーシップ・協調性...76.9%
実行力...48.1%
と、『主体性』及び『チームワーク・リーダーシップ・協調性』がダントツで上位に食い込んでいます。
この2つの能力は、大卒者だけでなく、どんな仕事をしているビジネスマン、ひいては全人類(言い過ぎかもしれませんが)に必要な資質だと僕は思っています。
ここで補足をひとつ。
「資質」と聞くと、「もって生まれた先天的なもの」という印象をもちがちですが、実は全くそんなことはなく、全てはトレーニングで習得できます。
実際僕も、ベンチャー企業の立ち上げを通して、これらの資質を身につけてきました。
立上げのことしか考えていなかったので無自覚でしたが、あのときの経験は、僕にとってのトレーニングだったなと感じています。
アンケートに出てきた資質のうち、僕が「これは本当に必死でトレーニングしてきたな」と思うのは、「主体性」「チームワーク」「リーダーシップ」です。
僕がこれらをどのようにトレーニングしてきたか、共有します。
(アンケートでは『チームワーク・リーダーシップ・協調性』とひとくくりにしていますが、ここではあえて分けて共有します。)
主体性のトレーニング
主体性は、特に意識してトレーニングしてきました。
従業員という仕組みのうえでは、ただ待っているだけで仕事が降ってきますが、ベンチャー企業の立ち上げにおいては、自分から主体的に動かない限り一切何も起きません。
何事も自分から主体的に発信し、行動していくことで、主体性を磨いてきました。
その結果、すべての行動の基準を自分で決めることができるようになっています。
チームワークのトレーニング
何事も、一人でやるよりもチームで取り組む方がパワフルです。
チームとして連携し行動するトレーニングを積んできました。
僕が好きなことわざに「早く行きたければ、一人で進め。遠くまで行きたければ、みんなで進め」(if you want to go fast, go alone; if you want to go far, go together)というものがあります。
短期的に見れば一人でやったほうが早いこともありますが、全員で勝ちたければチームで行動していけ、と僕は解釈しています。
僕が求める「物心両面の豊かさ」は、チーム全員で豊かになっていくことですので、チームで勝っていけるようトレーニングを積んできた結果、ともに豊かになっている仲間が多数いる状態を作り上げてきました。
リーダーシップのトレーニング
リーダーシップを発揮することこそ、社長の本当の仕事です。
どんなことが起きても矢面に立ち、従業員という仲間を守っていく覚悟で仕事に臨んでいます。
僕はベンチャー企業立ち上げの時から、「自分が100人の会社のリーダーだったら、どう行動するか?」を常に頭の中で考え、すべての行動をその前提で決定してきました。
その結果、実際にベンチャー企業を興した後も、仲間を引っ張っていけるリーダーになれたと自負しています。
まとめ
今回は、僕がベンチャー企業を立ち上げる当初に切望した『物心両面の豊かさ』について深掘りし、その中でも豊かさを示す3つの”資本”
・人的資本
・社会資本
・金融資本
について概要に触れた上で、1つめの人的資本について深掘りしました。
ベンチャー企業を立ち上げる準備段階でも人的資本のトレーニングは実施してきましたが、人的資本は一生磨き続けるものだと僕は考えています。今後も人としての魅力を磨いていきます。
土井けいじでした。
土井けいじが仕事で男磨き~望んだものを手に入れるトレーニング1/3~
こんにちは。
土井けいじです。
新年度も落ち着き、6月になりました。
業界にもよりますが、繁忙期等もないところが多く、新しいトレーニングを始めるにはちょうどいい月ですね。
僕もこれまで色々なチャレンジやトレーニングをしてきましたが、そもそもなぜそのトレーニングをしてきたかについて振り返ってみました。
今回は振り返った内容と、トレーニングのおかげで手に入れてきた”3つの資本”について綴っていきます。
前回の記事もご覧ください。
土井けいじが仕事で男磨き~想いを行為にするトレーニング2/2~
https://keiji-fashion.hatenablog.com/entry/2023/05/16/024050
物心両面の豊かさ
ベンチャー企業を立ち上げようと準備を始めた当初は、『物心両面の豊かさ』を追い求め、トレーニングを重ねてきました。
『物心両面の豊かさ』とは、京セラの創業者稲盛和夫氏が提唱した言葉で、物質的な側面と精神的な側面、両面から幸福を見出すといった考え方です。
この考え方は、現在も京セラの経営理念となっています。
経営理念
全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の進歩発展に貢献すること。
引用元 - https://www.kyocera.co.jp/company/summary/philosophy.html
僕にとって、『物心両面』で豊かであることはすごく意義のあることで、日常の些細なことをすべて「これもトレーニングだ」と捉えて取り組んでいるのも、すべてこのためだと言っても過言ではありません。
「物心両面豊か」だとなぜよいのか?
きちんと論述しようとすると、なかなか難易度が高く、それこそいい思考トレーニングになりそうですが、ここでは違ったアプローチをしてみたいと思います。
イメージがつきにくいものは「逆にして考える」「極端にして考える」と考えやすいぞと師から学び、以降そのような考え方をトレーニングしてきました。
物心ともに豊かでなかったら?
―人生何も持っていないことになり、不幸なのは明らかです。
では、「物」か「心」か、いずれかだけだったら?
・”物”のみ豊か:
必要なものは何でも手に入り、経済的には豊かだが、心から信頼できる友人や仲間はいない。数名友人はいるが、自分自身ではなく、自分が手に入れた”モノ”や”カネ”に引き寄せられているのではないかと感じ、心休まらない。
・”心”のみ豊か:
心の底から頼れる友人や仲間はいて充実しているが、先立つ”物”がないため、その友人や仲間との付き合いなどを断らざるを得ない場面が多数ある。
同じ体験や経験を共有できない場面がある。
ベンチャー企業の立ち上げを志す前の僕は、”心”の豊かさはあまりなかったです。
従業員として身を粉にし、深夜まで残業をすることが当たり前で、終電帰りも当たり前でした。
それによる対価は頂いていましたが、プライベートはほぼ無く、大変だったことを今でも覚えています。
しかしながら、当時はその頑張り方が人生を豊かにする唯一の方法なのだと信じて、日々トレーニングを積み重ねていました。
その頑張り方を数年続けていた頃、とあるご縁でベンチャー企業の社長さんと出会い、様々な経済の仕組みを勉強して、「従業員」という仕組み以上に、物心両面で豊かになれる仕組みが存在すること、その仕組みは、トレーニング次第で誰にでも手に入れられるものなのだと気づかされました。
人生の大半を占める仕事ですが、どんな仕事をするにせよ、頑張ることだけは確定しています。
それならば、どうせ頑張るのであれば、物心両面で豊かになれるような頑張り方をしたいと思い、ベンチャー企業の立ち上げのためのトレーニングをスタートして、今に至ります。
さて、ここまで「豊か」という言葉を使ってきましたが、では「豊か」とは何でしょうか?
またまたいい思考トレーニングの素材ができました。
もちろん人それぞれ感じ方はあるでしょうし、定義の仕方もさまざまあると思います。
その中でも、僕が学んできた「豊かさ」の定義は、冒頭で述べた“3つの資本”が充実していることです。
“3つの資本”とは?
僕のいう“3つの資本”は、以下の3つのものになります。
- 人的資本...人間的な能力に関する資本
- 社会資本...社会における人間関係に関する資本
- 金融資本...経済力などの資本
物心両面の豊かさにおいて、3.は”物”の豊かさに、1.と2.は”心”の豊かさに関する資本です。
今回は1.の人的資本について、深掘りしていきます。
人的資本
人的資本を一言で表すのは難しいのですが、あえて言うのであれば”人としての魅力”です。
仕事にとらわれず、プライベート込みで人が人と接していくうえで必要な力です。
さらに言い換えるとすると、「人間力」。
「人間力」にどんな能力が包含されるのかについては様々な意見があるかと思いますが、経団連の以下の調査が興味深かったため、こちらを引用しながら人的資本について理解を深められたらと思います。
採用と大学改革への期待に関するアンケート結果(調査期間:2021/8/4~10/1)
回答企業数: 381社
引用元: https://www.keidanren.or.jp/policy/2022/004_kekka.pdf
こちらのアンケートは、企業から見た「採用したい人物像」を参考にするために採られたアンケート調査です。
本アンケートでは、大卒者に対し期待するものを、資質、能力、知識の3つの観点で調査をしています。
今回は、人間力の部分として、資質について見ていきます。能力や知識も重要な要素ではありますが、資質の部分がその能力や知識を得るための行動原理になると判断したからです。
<特に期待する資質>※上位3つを抜粋
主体性...84.0%
チームワーク・リーダーシップ・協調性...76.9%
実行力...48.1%
と、『主体性』及び『チームワーク・リーダーシップ・協調性』がダントツで上位に食い込んでいます。
この2つの能力は、大卒者だけでなく、どんな仕事をしているビジネスマン、ひいては全人類(言い過ぎかもしれませんが)に必要な資質だと僕は思っています。
ここで補足をひとつ。
「資質」と聞くと、「もって生まれた先天的なもの」という印象をもちがちですが、実は全くそんなことはなく、全てはトレーニングで習得できます。
実際僕も、ベンチャー企業の立ち上げを通して、これらの資質を身につけてきました。
立上げのことしか考えていなかったので無自覚でしたが、あのときの経験は、僕にとってのトレーニングだったなと感じています。
アンケートに出てきた資質のうち、僕が「これは本当に必死でトレーニングしてきたな」と思うのは、「主体性」「チームワーク」「リーダーシップ」です。
僕がこれらをどのようにトレーニングしてきたか、共有します。
(アンケートでは『チームワーク・リーダーシップ・協調性』とひとくくりにしていますが、ここではあえて分けて共有します。)
主体性のトレーニング
主体性は、特に意識してトレーニングしてきました。
従業員という仕組みのうえでは、ただ待っているだけで仕事が降ってきますが、ベンチャー企業の立ち上げにおいては、自分から主体的に動かない限り一切何も起きません。
何事も自分から主体的に発信し、行動していくことで、主体性を磨いてきました。
その結果、すべての行動の基準を自分で決めることができるようになっています。
チームワークのトレーニング
何事も、一人でやるよりもチームで取り組む方がパワフルです。
チームとして連携し行動するトレーニングを積んできました。
僕が好きなことわざに「早く行きたければ、一人で進め。遠くまで行きたければ、みんなで進め」(if you want to go fast, go alone; if you want to go far, go together)というものがあります。
短期的に見れば一人でやったほうが早いこともありますが、全員で勝ちたければチームで行動していけ、と僕は解釈しています。
僕が求める「物心両面の豊かさ」は、チーム全員で豊かになっていくことですので、チームで勝っていけるようトレーニングを積んできた結果、ともに豊かになっている仲間が多数いる状態を作り上げてきました。
リーダーシップのトレーニング
リーダーシップを発揮することこそ、社長の本当の仕事です。
どんなことが起きても矢面に立ち、従業員という仲間を守っていく覚悟で仕事に臨んでいます。
僕はベンチャー企業立ち上げの時から、「自分が100人の会社のリーダーだったら、どう行動するか?」を常に頭の中で考え、すべての行動をその前提で決定してきました。
その結果、実際にベンチャー企業を興した後も、仲間を引っ張っていけるリーダーになれたと自負しています。
まとめ
今回は、僕がベンチャー企業を立ち上げる当初に切望した『物心両面の豊かさ』について深掘りし、その中でも豊かさを示す3つの”資本”
・人的資本
・社会資本
・金融資本
について概要に触れた上で、1つめの人的資本について深掘りしました。
ベンチャー企業を立ち上げる準備段階でも人的資本のトレーニングは実施してきましたが、人的資本は一生磨き続けるものだと僕は考えています。今後も人としての魅力を磨いていきます。
土井けいじでした。
土井けいじが仕事で男磨き~想いを行為にするトレーニング2/2~
こんにちは。
土井けいじです。
5月はGWもあり、祝日が多い月ですね。今年度は有給等で5/1,2も休みにすれば9連休ということで、旅行やイベント事などの娯楽を楽しみにされている方が多いのではないのでしょうか。中には、普段の仕事が忙しいから、平日では消化しきれない漫画やゲームをこの9連休の楽しみにしている方もいらっしゃるようです。
どちらがいいとか悪いとか、そういう話ではありませんが、僕はこのように、世間が仕事を忘れてプライベートに没頭しているタイミングにこそ、裏でマメに作業をし、人が喜ぶような仕事ができるよう、トレーニングをしてきました。このトレーニングがあったからこそ、GWのような長期連休を好きなタイミングで生み出せるような生活になったのだと自負しています。(結局仕事が楽しくて仕事をしてしまいますが)
今日は、前回の記事の続きで、具体的にトレーニングしてきた仕事の内容について共有させていただきます。
前回記事も御覧ください。
トレーニング3: メール
現代において、メールは仕事の場面においては必須のコミュニケーションツールとなっていますね。メッセージングアプリ(LINE等)の台頭もあり、あえてすべてをメールで連絡する必要はなくなってきていますが、相手が読みたいタイミングで読めるという点ではLINEよりも優れていると言えます。これは僕の考えですが、LINEだと既読機能があり、一度読むとすぐに返信を返さないといけない気がして、落ち着いて読むことができません。一方でメールだと気軽に好きなタイミングで読めるので、LINEよりも気軽です。
相手の時間を拘束しない
メールは送りたいときに送り、相手も読みたいときに読むことができます。仕事の隙間時間に対応することもでき、融通が利くのがメリット。
対面や電話の場合は、相手の時間を拘束してしまいます。「迷惑を掛けている」「申し訳ない」という気持ちが芽生えるかもしれませんが、それがメールにはありません。
メールをビジネスのコミュニケーションツールとして使うことで、送る側・受け取る側双方が時間を有効に使うことができます。
トレーニング4-2でも述べますが、多人数に同時に同じ内容の文面を送ることができることもメリットの1つですね。そんなメールの使い方で、大事にするといいよと学んできたことについて、以下に書いていきます。
トレーニング3-1: エラーメールのように返信する
題目のとおりですが、僕はエラーメールのような速度で返信できるよう、トレーニングして来ました。
僕がエラーメールと呼んでいるのは、”MAILER-DAEMON”なるものです。メールを良く使用される方だと、遭遇した方も少なからずいらっしゃるのではないのでしょうか。宛先などを間違ってメール送信をすると、『即座に』返信が来る機能ですね。
これまでの記事で、何事においても”スピード”を大事にしていると伝えてきました。メールにおいても”スピードを大事にしています。僕がサラリーマンをしているときの話ですが、同僚や上司の方は
メールを見る時間を決めて、その時間にまとめてメールを見て、まとめてメールを返信する
といった習慣を持たれている方もいらっしゃいました。その方が集中力が途切れず、作業効率の面で良いとのことです。しかしながら、返信内容を考えるあまり、返信そのものがおろそかになってしまうケースも散見されました。
実態はどうなのかと調べてみたところ、2022年のビジネスメール実態調査(監修: 一般社団法人日本ビジネスメール協会)の内容が興味深かったので、共有させていただきます。こちらによると、約7割の人が24時間以内にメールを返信できていないようです。
メールの確認・返信について
・仕事で1日に1回はメールを確認している人が99.47%
・7割を超える人が1日(24時間)以内に返信がこないと遅いと感じる
・68.2%の人が、メールの返信が遅れてしまうことがある
・返信が遅れてしまう理由、第1位は「すぐに結論が出せない」(54.43%)
即座に返信するだけで、まず7割の方と差がつけられます。残りの3割の中でも、メールが来た瞬間即座に返信される方がどれだけいるのでしょうか。
メールを即座に返すことで、返信を受け取る側からしても「この方からはすぐに返信が来るから、とても仕事がしやすい」と思われれば儲けものです。そういった小さな思いやりを重ね、信頼を勝ち取れるよう、トレーニングをしてきました。
メールの内容の中には、即座に返信できない内容もあるかもしれません。しかし僕はそのことを正直に返信するのもよいかと思っています。
・すぐ返信できる内容であれば、即座に返事を返す
・内容の確認だけが必要なの内容であれば、「確認しました」と返信する
・すぐに決定できない内容であれば「いついつまでに決定して返信します」と期限を切る
こういった内容を返すだけでも、メール返信の受け手の印象はかなり違うのではないでしょうか。
トレーニング3-2: 引用返信をする
メールの受け手のことを考えると、どの件について何を返信しているか、について共有することも大事です。
現在も一緒に仕事をしていて、お世話になっている経営者の方は、なんと1日に4000件のメールを受信しているとのことです。そういった方に対し、ただただ
「承知しました!」
とメールを返信しても、何の件で何に承知しているのか、一切わからないですよね。常に受け手のことを想像し、メールを作成するトレーニングをしてきてよかったと思っています。
トレーニング4: お礼
次は”お礼”についてです。相手を大事にしていると伝えるため、”お礼”をすることを常に大事にし、それを伝えることをトレーニングとして習慣化してきました。
トレーニング4-1: 3回お礼をする
僕がどなたかと会い、何かをしてもらった際は、必ず
・その方と分かれるときに直接口頭で
・(5分以内に)お礼のメール
・次回お会いしたとき
の、3回必ずお礼のお気持ちをお伝えします。
お礼を言われて気分を悪くする方はいません。伝え過ぎだと思えるくらい、お礼は徹底して伝えています。
トレーニング4-2: 関係者各位もお礼に入れる
お礼メールを送るときには、関係者も必ず宛先に入れます。ここでいう関係者とは、
・その方を紹介していただいた方
・その仕事における関係者
などを指します。
細かい気遣いではありますが、これをすることで、関係者の方もお礼の送り先の方にお礼を伝えることができます。
僕と一緒に仕事をしているインターン生にも、必ず「どなたかに何かをしてもらった際は、必ず僕を宛先に入れてお礼のメールを送って欲しい」と伝えています。お礼を伝えるという習慣を作り上げ、お礼が当たり前になるような文化を作っていきたいですね。
トレーニング5: 財務管理
最後は個人的な部分もありますが、財務管理です。
トレーニング5-1: 「収入を増やして支出を減らす」
財務管理で大事にしている前提は単純です。「収入を増やして支出を減らす」です。
まず一番最初は、固定費の削減をします。携帯キャリアや通信費の変更等を行います。
次に収入を増やす方向に行動を変えます。日本人は節約が大好きな方が多いので、変動費まで節約して支出を減らす方向にいかれる方が多いですが、こちらの考え方は効果的ではないと僕は考えます。自分の財務を管理する上で、交通費や交際費などの変動費を削れは削るほど、自分が取れる選択肢が減り、友人との関係もケチっているかのような印象を受けます。
こちらの財務管理のトレーニングは、あくまで自分で企業を運営していくためのトレーニングです。変動費を減らす、ということを企業運営に例えると
・商品開発や商品製造に使用するコストを削減する→コストをケチることで、顧客への価値提供クオリティを下げる or 価格競争に巻き込まれ、より収入が減る
・人件費を削減する→従業員を大切にしない
ということになります。変動費を削るよりも、収入を増やして選択肢を増やすほうが当然効果的ですよね。
トレーニング5-2: 無借金で活動をする
次に、自分が無借金で行動できるよう、徹底します。
法人を立てる前から消費者金融からお金を借りることは、効果的ではないと僕は考えています。(法人を立てたあとは、戦略的に一時的な借金をすることは効果的な場合があります)
最低限、自分の(収入)-(支出)の額がプラスになるようにして、健全な生活ができるようにすることもトレーニングの一貫です。単純ではありますが、これは効果的なトレーニングであったと僕は考えます。
まとめ
今回は人とのご縁を大事にしているということを相手に伝えるための、具体的な仕事について残り半分
・トレーニング3: メール
・トレーニング4: お礼
・トレーニング5: 財務管理
について綴りました。
前回お伝えしたトレーニング内容に引き続き、こちらのトレーニングについても徹底していきたいと考えています。この価値観を僕がまず大事にし、一緒に働く仲間と共有していきます。
土井けいじでした。
土井けいじが仕事で男磨き~想いを行為にするトレーニング1/2~
こんにちは。
土井けいじです。
4月は出会いの時期ですね。学校への入学や新しい会社への入社など、 フレッシュな面々が街のいたるところにいらっしゃるような気になります。
僕はベンチャー企業を立ち上げるにあたって、4月はもちろんのこと、1年中人間関係を紡ぐトレーニングをしてきました。 ありがたいことに、数多ある大企業、中小企業、ベンチャー企業の中から、「土井だから、土井がいるから」と、僕のことを選んで僕の商品・サービスを使用して頂いている仲間や友人が多数います。それも人間関係を紡ぐトレーニングを積んできたおかげだと僕は考えています。
人間関係を大事にするとは言っても、ただ大事にしていると想っているだけでは相手に伝わりません。『想いは行為、行為は仕事』と、お世話になっているベンチャー企業の社長に学びながら、細かいと思われる部分まで仕事をしてきました。今日は想いを相手に伝えるための、具体的な仕事の半分(今回は情報の一元管理と携帯電話)について共有します。
前回は仕事をする上での価値観について触れました。以下記事も御覧ください。
想いを行為にするトレーニング
自分が相手のことを大切にしている、というのを伝えるため、僕はツールや情報を最大限に活用するようにしています。仕組みにできるものは仕組み化し、作業の丁寧さの質を上げています。それ以外の考え方は、人と実際にご縁を紡いでいくという経験を通してトレーニングをしてきました。その内容について一部、触れていきます。
トレーニング1: 情報の一元管理
僕は情報は1つのところにまとめるようにしています。その方がどこに情報があったかを思い出す手間が省けるからです。「あれ?どこに必要な情報があったっけ?」という、仕事をするための仕事、はなるべく省くようにして、時間を効果的に使うようにしています。
トレーニング1-1: 優先順位に沿ったスケジュール管理を行う
僕はベンチャー企業の立ち上げ時、会社員と立ち上げ準備のダブルワークをしていたので、会社終わりの時間をどのように有効活用するかについて、優先順位をつけながらスケジュール管理をしてきました。自分を高めるトレーニングになるような講演会には絶対参加するようにし、お世話になっている社長が顔を出す場所にはほぼ必ず僕も顔を出していました。
今は会社員を退職し、ベンチャー企業の運営一本になっていますが、このスケジュール管理がものすごくいいトレーニングであったと、今振り返ると思います。ベンチャー企業の運営は、いい意味で自由に仕事の時間を決められるため、予定を詰めようと思えばいくらでも詰められます。ただし実際に優先すべき作業は、成果を出すために効果的な4%の集中すべき作業と言われています。その作業は優先してスケジュールに入れ、それ以外の時間に他の予定を入れるようにしています。
優先順位に沿ったスケジュール管理をしているため、仕事もプライベートも充実させることができているな、と感じています。
優先順位については、以下記事で触れていますので、ご一読ください。
トレーニング1-2: A3用紙に全ての情報をまとめる
「年収1億円になるまでは、A3用紙1枚に情報をまとめてきたよ」と、お世話になっている社長に教えていただいたことがあります。情報が膨大にある今だからこそ、A3用紙という限られた範囲内に情報をまとめる、というトレーニングをしてきました。
本当に必要な仕事をリストアップしていくと、いずれA3用紙には記載できなくなっていきます。その時に書ききれなかった仕事や作業は、そのタイミングでは必要ない仕事と割り切って、本当に必要な仕事のみを優先してやってきました。
また、情報をA3用紙に集約すると、それらの情報の整合性が取れているかをチェックするトレーニングになるというのもメリットの一つです。例えばスケジュールが埋まっていてバッチリだと思っていても、それを行動に起こすための予算計画が赤字だったら、何かがおかしいと紙面上で気づけます。まずは計画を立ててそれを実行する、というトレーニングを積んできて来たことは今の仕事にかなり生きてきています。
トレーニング2: 携帯電話
僕がベンチャー企業を興した際は、携帯電話はガラケーでした。今はスマートフォンが台頭しており、生活には欠かせないデバイスとなっていますね。
頑なにガラケーを使い続ける方もいらっしゃいますが、変化への対応力を試すトレーニングと捉え、僕は即座にスマホを使うようにしました。変化に対応できてこそベンチャー企業の社長!
見た目や機能数は変わってきていますが、僕が大事にしてきたことは変わらないため、その内容を共有します。
トレーニング2-1: 携帯を携帯し、1コール以内に出る
前回記事でも、「電話に出るスピードが案件獲得のスピードだよ」と書かせていただきました。それを実践できるよう、携帯電話はなるべく手に近い部分においておき(できればずっと手に持って)、1コール以内に出れるように意識して行動してきました。
(プライベートでもこのクセがついているので、友人からは「電話に出るスピードが早すぎてびっくりした!」と言われることも多々あります笑)
また、スマートフォンになり、電話をかけて来る人ごとにバイブレーションのパターンを設定できるようになったので、僕はこの機能を最大限に活用しています。お世話になっている社長からの電話は、バイブレーションのパターンでわかるようにしています。
トレーニング2-2: 留守番電話・キャッチホン
また、細かい設定ではありますが、留守番電話の設定とキャッチホンの設定をしています。キャッチホンという機能について存じていない方もいらっしゃるかもしれないので、以下引用します。
通話中にかかってきた別の電話を信号音(通話中着信音)でお知らせします。お話し中の通話を保留にしたまま、あとからかかってきた電話を受けられます。 - NTTドコモ https://www.docomo.ne.jp/service/catch_phone/
留守番電話ですが、万が一電話に出れなかった場合、その電話の用件をサッと聞くことが出来るので、重宝しています。
また、自分はテキストによるコミュニケーションよりも会話ベースのコミュニケーションを大事にしているため、電話をする機会がとても多いです。そのため、友人とも電話等で会話をすることも少なくありません。そんなタイミングで商談などの連絡が来た際に対応できるように、キャッチホン機能を使用しています。その場の優先度に応じた行動が出来るよう、電話を活用しています。
トレーニング2-3: 電話にでるときは、明るく元気に図々しく
僕は電話にでるときは、自分が思っているよりも1オクターブくらい上の声で、明るく元気に出ています。
電話でのコミュニケーションは相手の顔が見えないため、暗い声で弱々しく電話に出ると「大丈夫?」と心配されてしまうこともあります。心配されるよりも、「いつも元気だね!」と言われる方が得ではないですか?
まとめ
今回は人とのご縁を大事にしているということを相手に伝えるための、具体的な仕事の半分
・トレーニング1: 情報の一元管理
・トレーニング2: 携帯電話
について綴りました。次回は残り半分、メール、お礼の仕方、財務管理の3点について触れます。
まだまだ自分も人間関係のトレーニングをしている最中であると考えておりますので、この価値観でともによくなれる方が増えれば最高だと思います。
土井けいじでした。
土井けいじが仕事で男磨き~想いを行為にするトレーニング1/2~
こんにちは。
土井けいじです。
4月は出会いの時期ですね。学校への入学や新しい会社への入社など、 フレッシュな面々が街のいたるところにいらっしゃるような気になります。
僕はベンチャー企業を立ち上げるにあたって、4月はもちろんのこと、1年中人間関係を紡ぐトレーニングをしてきました。 ありがたいことに、数多ある大企業、中小企業、ベンチャー企業の中から、「土井だから、土井がいるから」と、僕のことを選んで僕の商品・サービスを使用して頂いている仲間や友人が多数います。それも人間関係を紡ぐトレーニングを積んできたおかげだと僕は考えています。
人間関係を大事にするとは言っても、ただ大事にしていると想っているだけでは相手に伝わりません。『想いは行為、行為は仕事』と、お世話になっているベンチャー企業の社長に学びながら、細かいと思われる部分まで仕事をしてきました。今日は想いを相手に伝えるための、具体的な仕事の半分(今回は情報の一元管理と携帯電話)について共有します。
前回は仕事をする上での価値観について触れました。以下記事も御覧ください。
想いを行為にするトレーニング
自分が相手のことを大切にしている、というのを伝えるため、僕はツールや情報を最大限に活用するようにしています。仕組みにできるものは仕組み化し、作業の丁寧さの質を上げています。それ以外の考え方は、人と実際にご縁を紡いでいくという経験を通してトレーニングをしてきました。その内容について一部、触れていきます。
情報の一元管理
僕は情報は1つのところにまとめるようにしています。その方がどこに情報があったかを思い出す手間が省けるからです。「あれ?どこに必要な情報があったっけ?」という、仕事をするための仕事、はなるべく省くようにして、時間を効果的に使うようにしています。
優先順位に沿ったスケジュール管理を行う
僕はベンチャー企業の立ち上げ時、会社員と立ち上げ準備のダブルワークをしていたので、会社終わりの時間をどのように有効活用するかについて、優先順位をつけながらスケジュール管理をしてきました。自分を高めるトレーニングになるような講演会には絶対参加するようにし、お世話になっている社長が顔を出す場所にはほぼ必ず僕も顔を出していました。
今は会社員を退職し、ベンチャー企業の運営一本になっていますが、このスケジュール管理がものすごくいいトレーニングであったと、今振り返ると思います。ベンチャー企業の運営は、いい意味で自由に仕事の時間を決められるため、予定を詰めようと思えばいくらでも詰められます。ただし実際に優先すべき作業は、成果を出すために効果的な4%の集中すべき作業と言われています。その作業は優先してスケジュールに入れ、それ以外の時間に他の予定を入れるようにしています。
優先順位に沿ったスケジュール管理をしているため、仕事もプライベートも充実させることができているな、と感じています。
優先順位については、以下記事で触れていますので、ご一読ください。
A3用紙に全ての情報をまとめる
「年収1億円になるまでは、A3用紙1枚に情報をまとめてきたよ」と、お世話になっている社長に教えていただいたことがあります。情報が膨大にある今だからこそ、A3用紙という限られた範囲内に情報をまとめる、というトレーニングをしてきました。
本当に必要な仕事をリストアップしていくと、いずれA3用紙には記載できなくなっていきます。その時に書ききれなかった仕事や作業は、そのタイミングでは必要ない仕事と割り切って、本当に必要な仕事のみを優先してやってきました。
また、情報をA3用紙に集約すると、それらの情報の整合性が取れているかをチェックするトレーニングになるというのもメリットの一つです。例えばスケジュールが埋まっていてバッチリだと思っていても、それを行動に起こすための予算計画が赤字だったら、何かがおかしいと紙面上で気づけます。まずは計画を立ててそれを実行する、というトレーニングを積んできて来たことは今の仕事にかなり生きてきています。
携帯電話
僕がベンチャー企業を興した際は、携帯電話はガラケーでした。今はスマートフォンが台頭しており、生活には欠かせないデバイスとなっていますね。
頑なにガラケーを使い続ける方もいらっしゃいますが、変化への対応力を試すトレーニングと捉え、僕は即座にスマホを使うようにしました。変化に対応できてこそベンチャー企業の社長!
見た目や機能数は変わってきていますが、僕が大事にしてきたことは変わらないため、その内容を共有します。
携帯を携帯し、1コール以内に出る
前回記事でも、「電話に出るスピードが案件獲得のスピードだよ」と書かせていただきました。それを実践できるよう、携帯電話はなるべく手に近い部分においておき(できればずっと手に持って)、1コール以内に出れるように意識して行動してきました。
(プライベートでもこのクセがついているので、友人からは「電話に出るスピードが早すぎてびっくりした!」と言われることも多々あります笑)
また、スマートフォンになり、電話をかけて来る人ごとにバイブレーションのパターンを設定できるようになったので、僕はこの機能を最大限に活用しています。お世話になっている社長からの電話は、バイブレーションのパターンでわかるようにしています。
留守番電話・キャッチホン
また、細かい設定ではありますが、留守番電話の設定とキャッチホンの設定をしています。キャッチホンという機能について存じていない方もいらっしゃるかもしれないので、以下引用します。
通話中にかかってきた別の電話を信号音(通話中着信音)でお知らせします。お話し中の通話を保留にしたまま、あとからかかってきた電話を受けられます。 - NTTドコモ https://www.docomo.ne.jp/service/catch_phone/
留守番電話ですが、万が一電話に出れなかった場合、その電話の用件をサッと聞くことが出来るので、重宝しています。
また、自分はテキストによるコミュニケーションよりも会話ベースのコミュニケーションを大事にしているため、電話をする機会がとても多いです。そのため、友人とも電話等で会話をすることも少なくありません。そんなタイミングで商談などの連絡が来た際に対応できるように、キャッチホン機能を使用しています。その場の優先度に応じた行動が出来るよう、電話を活用しています。
電話にでるときは、明るく元気に図々しく
僕は電話にでるときは、自分が思っているよりも1オクターブくらい上の声で、明るく元気に出ています。
電話でのコミュニケーションは相手の顔が見えないため、暗い声で弱々しく電話に出ると「大丈夫?」と心配されてしまうこともあります。心配されるよりも、「いつも元気だね!」と言われる方が得ではないですか?
まとめ
今回は人とのご縁を大事にしているということを相手に伝えるための、具体的な仕事の半分
・情報の一元管理
・携帯電話
について綴りました。次回は残り半分、メール、お礼の仕方、財務管理の3点について触れます。
まだまだ自分も人間関係のトレーニングをしている最中であると考えておりますので、この価値観でともによくなれる方が増えれば最高だと思います。
土井けいじでした。
土井けいじが仕事で男磨き~価値観に沿って仕事する~
こんにちは。
土井けいじです。
3月は年度末ということで、対応するべき作業が多い時期ですね。
僕は、自分の事業の拡大に専念するため、年度末の締め作業等は優秀な税理士の方に全ておまかせしています。一方で、個人事業主をされている方などは、経費作業など全てご自身でされていることと思います。
経費精算だけでなく、あらゆることをすべて自分でこなすか、人に任せるかという選択は、各個人の価値観や好み、資金力や時間的なゆとりなど、様々な要素を考慮してなされるものだと思うので、どちらが正しいとか間違っているとか、そういう話ではないと思いますが、全て自分でこなし、なんでもできる方は、シンプルにすごいなと尊敬しています。
僕が経営しているベンチャー企業にインターン生として参画している方の中にも、個人事業主として自分で税金の申請(確定申告)をしている方がいます。その方は、確定申告の提出日である3/15ギリギリまで経費精算作業をしていたとのことです。当人いわく「他者が関与する仕事を優先した結果、経費精算に充てる時間がなくなり、最終的にギリギリになってしまった。」とのことでした。
「自分のことより他人のこと」。この話を聞いて、ベンチャー企業を運営する上で、僕が大事にしている価値観が伝わっているなと感じ、少し嬉しくなりました。
僕自身も、ベンチャー企業を立ち上げるにあたり、自分がお世話になっているベンチャー企業の社長から価値観を学びながら、膨大な量のタスクをこなし、「最優先事項を優先する」といった価値観の下で仕事をしてきました。
この、「最優先事項を優先する」という価値観、当たり前のことを言っているようですが、いざ実践するとなると、意外と難しい。でも、「少しでも大きな成果を創りたい」という「成果志向」の価値観を持っている人は、皆さん実践されている価値観だなと感じます。
というのも、「パレートの法則」と呼ばれる法則があり、「成果の8割は圧倒的に重要な2割のタスクから生み出される」ことが示唆されているからです。
もちろん、この法則に賛同できないという価値観の方もおられるでしょうし、その価値観は間違いではないと思いますが、僕は「成果を創りたい」という価値観が最も強かったので、成果を創りだしている方が大事にされているこの「優先順位」という価値観を大事にしようと考えた次第です。
「優先順位」という価値観を大事にし、成果につながる一部の重要なタスクを見極め、そこに全身全霊で注力できる。その自負があるので、今もし全ての事業を手放し0から立ち上げるとなったとしても、また立ち上げ直せるであろうという自信があります。
今日は、そんな僕が大事にしてきた価値観について共有いたします。
これまで、僕が大事にしてきた前提や価値観について触れてきました。以下の記事も御覧ください。
土井けいじがベンチャー立ち上げを通じて男磨き~0から1を創り上げる~
https://keiji-fashion.hatenablog.com/entry/2022/11/30/233300
土井けいじがベンチャー立ち上げを通じて男磨き~仕事の前提を貼り替える~
https://keiji-fashion.hatenablog.com/entry/2022/12/20/011022
土井けいじがベンチャー立ち上げを通じて男磨き~価値観を変える~
https://keiji-fashion.hatenablog.com/entry/2023/01/30/184802
(番外編)土井けいじが漫画を読んで男磨き~ジャンケットバンク~
https://keiji-fashion.hatenablog.com/entry/2023/02/26/104230
仕事の価値観
僕が仕事をしていく上で、一番大事にしてきた価値観は、“仕事の先には人がいる”という価値観です。「仕事」というと少し淡白なイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、僕の価値観でいうと、むしろ逆です。僕にとって「仕事」とは、「相手が喜ぶことをすること」。そんな価値観で生きています。「相手が喜ぶことをすればするほど、相手からの信頼が積み上がり、結果的に自分も豊かになる。」そんな価値観がしみついているからこそ、どんなに些細なことであっても、1つ1つのタスクを丁寧に行っています。
プライベートな内容で喩えると、意中の相手がいたら、デートに誘い、実際にデートをするに至ったら、相手が喜ぶことを考え、相手の笑顔を想像しながら、事前の準備(仕事)をすると思います。仕事も同じです。相手のことを思いながら手を動かし、やるべきことを完了させていく。
ときには「経営」なんて大仰なことを言う場合もありますが、結局のところはこの積み重ねなんだなと思います。
実際に仕事で大事にしていること
僕は“仕事の先には人がいる”という価値観で仕事をしていますが、では、実際に仕事をするときに、具体的にはどのようなことを大事にしているかについても共有します。
期限を切ること
僕に新たなタスクが発生した際には、どんな小さなことでも必ず期限設定をします。期限を明確にすることで、「相手が後続の作業をする際、いつ頃着手できるかが明確になる→相手がスケジュールを組みやすい」といったメリットがあります。
実際どのように期限を切るかについても、例を用いて説明します。
例)3/31までに完了させる必要があるタスクがある際、相手に伝えるセリフ
×…期限内に完了させます!(そのタスクをどんな手順でどのように進めていくかが不明確で、本当にそのタスクが期限内に終わるのか、相手を不安にさせてしまう可能性があります)
△…3/31までに完了させます!(人によって3/31の感覚が違うため、少々不明確。3/31 定時時間内を指している可能性もありますし、3/31 23:59までにタスクを完了させると考えている可能性もあります。)
○…3/31 23:00までに完了させます!(時間まで明確。このようにすると、万一タスクが完了していなかった際、相手もフォローしやすい。)
期限が明確であればあるほど、自分だけでなく相手も仕事がしやすくなります。このように、自分がどのような仕事を持っているのか、いつまでに何を終わらせるかを明確にすることで、相手にとって仕事が非常にやりやすくなります。
マメさ
僕は仕事については、とにかく「マメさ」を大事にしています。
普段「マメさ」という言葉を使っていますが、実際にどんな意味なのかについて、実際に調べてみました。以下引用です。
① まじめであるさま。誠実でうわついたところのないさま。
※書紀(720)雄略七年是歳(前田本訓)「忠(マメ)なること白日(てるひ)に踰(こ)え、節(またき)こと青松(とこまつ)に冠(す)ぎたり」
② 実際の役に立つさま。生活に直接かかわって実用向きであるさま。
※大和(947‐957頃)一七三「車にてまめなるものさまざまにもてきたり」
③ 勤勉でよく働くさま。働くことを苦にせずあれこれとよく動くさま。
※古本説話集(1130頃か)四〇「いみじくふかうなりけるさぶらひの、よるひるまめなるが」
④ からだが丈夫なさま。すこやかであるさま。達者。
- 精選版 日本国語大辞典より
僕がここで言う「マメさ」とは、①と③の意味を持つものを指します。とにかくマジメにコツコツと、仕事をやってきました。
連絡はマメに取っています。メールやLINEなど連絡ツールは多々ありますが、連絡のための時間を作り出し、遅くとも3時間以内に返信するようにしています。
この「マメさ」の背景にあるのは、「相手を待たせない」「自身の熱意で相手を喜ばせる」という価値観です。
「あの人、やることたくさんあるのに、いつも連絡がマメだな」
「ここまで丁寧に対応してくれて、この人は他人を大切にする人なんだな」
自身の仕事を通して、相手がこんな思いを抱いたとしたら、相手にとっても、そして自分にとっても、きっと喜ばしいことだと思いませんか?
スピード
僕は仕事をする際には、「スピード」を特に重視しています。「仕事のスピードが、案件決まるスピードだよ」と、お世話になっている社長さんから学んできました。
とにかく仕事については、「決まった瞬間に完了させる」という価値観でやってきました。
しかしながら、その場だけで完了しないタスクもあります(色んな人に相談などが必要だったりするなど)。そういった場合は、少なくともそのタスクを「やる時間」まではその場で決めます。これにより、タスクの漏れも減らせますし、「時間がない!」と追われることもほぼありません。とにかくスピード重視の価値観で仕事をしてきました。
立上げ当初、「すぐやるかすぐメモ!」と、幾度となく諭され、この価値観を叩き込んできたのも、今となってはいい思い出です。
物事を前に進める
最期に、仕事は必ず「前に進める」と決めています。商談においては、商談の場で必ず次回のアポについて確定させますし、ミーティングがあった際は、次回までに完了させるべきタスクを明確にし、期限設定までします。
そのタスクの目的は何で、次回はどのようにすれば物事が進むのか、その場で決めておくことで、関係者との認識齟齬を減らすことができます。
この価値観の背景にあるのは、「人の時間を大切にする」という価値観です。
誰にとっても時間は貴重な財産ですから、自分が原因で相手に無駄な時間を使わせてしまうことは、僕の価値観に反します。
だから、常に、「どうすれば最速で完了できるか」「どうすれば相手の負担を最小限にできるか」ということを考えています。
まとめ
今回は仕事の価値観と、大事にしていること4つ
・期限を切ること
・マメさ
・スピード
・物事を前に進める
について綴りました。
こうした価値観を今後も大事にしつつ、相手に喜ばれる仕事をし続けます。
土井けいじでした。
土井けいじが漫画を読んで男磨き~ジャンケットバンク~
こんにちは
土井けいじです。
2月は寒波の注意報が出たりと、少し落ち着きがない印象でしたね。僕は普段車で移動するので、道路が雪の関係で閉鎖されてしまっては面倒と思い、大事を取って仕事はなるべく家で出来るよう取り計らいました。そのため、在宅の時間が多かったように感じます。その結果、余暇は家で過ごす時間が、普段と比べて少し増えました。そのため、家で過ごす時間を、漫画を読んで過ごすことにしました。
漫画には、娯楽という側面が大きいですが、最近の漫画はメッセージ性のある漫画も増えてきています。今回は友人にオススメされた『ジャンケットバンク』という漫画を読んでみたところ、僕がベンチャー企業を運営していく上で大事にしていることに通ずるものがあったため、それを紹介します。
※本記事には、漫画『ジャンケットバンク』の一部ネタバレが記載されています。苦手な方はお戻りください。
僕がベンチャー企業を運営していくうえで大事にしていることは、↓の記事に記載しています。
土井けいじがベンチャー立ち上げを通じて男磨き~0から1を創り上げる~ - 土井けいじの男磨きのススメ
土井けいじがベンチャー立ち上げを通じて男磨き~仕事の前提を貼り替える~ - 土井けいじの男磨きのススメ
土井けいじがベンチャー立ち上げを通じて男磨き~価値観を変える~ - 土井けいじの男磨きのススメ
漫画『ジャンケットバンク』あらすじ
主人公: 御手洗 暉(ミタライ アキラ)は銀行勤めに飽きていた。他人の数字を増減させる、ただそれだけの生活...突出した暗算での計算能力も持っていたが、これも活かしどころがあまりなく、何をすればいいか悩んでいた。
そんな鬱屈した日を過ごしていたある日、宇佐美と呼ばれる謎の課の主任から特別な招待を受け、銀行の裏側への入場を許された。そこは銀行を胴元とした"賭場"。そこで圧倒的な能力を持つギャンブラー: 真経津 晨(マフツ シン)と出会い、御手洗は衝撃を受ける。このギャンブラーの最期に立ち会いたいと思い、御手洗はギャンブラーのマネージャー業務を行う課"特四"へと異動。
真経津の圧倒的な勝負力を間近に見ながらも、真経津に見合う存在になるために御手洗自身が成長していくという、ギャンブル漫画。
...というのが漫画『ジャンケットバンク』のあらすじになります。漫画が進むにつれて、個性豊かなギャンブラーや銀行員が出てくるのが特徴的で、魅力の一つである漫画です。
以下、漫画中のセリフを引用して、ベンチャー企業を運営していく上での考え方で僕が大事にしていることを書いていきます。
漫画『ジャンケットバンク』とベンチャー企業運営
強制力
その代わりに 無能な者への寛容さもありませんがね
ー漫画『ジャンケットバンク』2巻10話 宇佐美主任のセリフより抜粋
御手洗が、"特四"に異動するときに宇佐美主任に言われたセリフです。元の環境は安全だが、ただただ退屈な環境。異動先はミスが命取りになる過酷な環境だが、お目当ての真経津の近くにいられる可能性のある環境。真経津の近くにいるためには、御手洗自身が自分の成長に文字通り"賭ける"必要があります。御手洗は自分の成長のため、人生の決定権を宇佐美主任から借り、強制的に成長していかないといけない環境に飛び込みます。
人生が掛かっていれば、ヒトはやる気にならざるを得ませんよね。僕もベンチャー企業の立ち上げ当初は、妻の叱咤激励を強制力とし、死ぬほど努力してきました。その強制力があったからこそ今があると僕は考えています。
営業力
僕を銀行に戻せ 賭場をもっと盛り上げてやる
ー漫画『ジャンケットバンク』7巻67話 御手洗のセリフより抜粋
御手洗が銀行から追放され、銀行に這い戻るためのオークションで、銀行の利害関係者に放った一言です。銀行の利害関係者にとって、賭場が盛り上がるというのは言うまでもなく望ましい状態。御手洗は相手の求めるものを提案していたため、無事銀行に舞い戻ることが出来ました。
ベンチャー企業では、『自分そのもの』という看板で勝負する必要があります。『自分そのもの』を、相手が求める形で提案していくというその姿に、漫画の中から営業力の高さを感じる場面でした。
目標達成能力
鼓膜を破り死の手前まで血を流したのもっ...
たった一度 私を欺くためだったのか!?
ー漫画『ジャンケットバンク』3巻20話 村雨のセリフより抜粋
真経津と村雨が対決したゲーム「サウンド・オブ・サイレンス」は、0分/2分/3分のレコードを相手に選択させ、選択したレコードに記載されている時間分の有害な音楽鑑賞を相手に強いるといったゲームです。音楽鑑賞時間の累計値が10分1秒を超えた時点で、人間では絶対に耐えられない音を発するため、実質相手に10分1秒目を押し付けることで確実に勝利できるギャンブルとなります。
ギャンブラー真経津は、ただ1つの目標"村雨に勝つ"ためだけに、2分×2回、3分×2回→計10分の想像を絶するような爆音をすべて自分で聞き続け、鼓膜を破り全身から血を流しました。
その果てに、最終的に村雨を一度ダマし、累計10分の音楽鑑賞をした状態で村雨に3分のレコードを押し付けます。全ては村雨に勝つために。
自分がどうなろうと目標を達成するために何でもするその姿に、目標達成能力の高さを感じました。漫画で読むとアツいですね。
変化への対応力
優秀な人間とただの電卓の大きな違いは計算すべきモノを自分で探せるか否か
ー漫画『ジャンケットバンク』7巻65話 御手洗のセリフより抜粋
本漫画ではあまり日の目を見ない(物事の解説としてくらいにしか使われない)御手洗の暗算での計算能力ですが、ココに来てこの力をどうにか活かせないかと考え始める場面です。
漫画内でも現実世界でも、刻一刻と状況が変化していきます。この変化に対応できてこそ、ベンチャー企業の社長ですよね。漫画を読み直して、改めて変化への対応力の大事さを再認識しました。
インサイド・アウト※
......でも何より重要なことは 自分の出した答えを信じ抜く執念
ー漫画『ジャンケットバンク』6巻57話 真経津のセリフより抜粋
ゲーム「アンハッピー・ホーリーグレイル」内で真経津が放った一言です。結果として真経津が信じた勝利への方針は間違っていましたが、それでも信じぬいた先に、なんとかギリギリ勝利を収めました。
周りの意見や変化する状況、新たな状況にも一切ブレずに、自分の出した答えを信じ抜くその姿は圧巻でした。ベンチャー企業では、「人生は選択の連続」というのを特に顕著に感じます。どんな選択をしようと、自分の出した答えを正解にしていくその姿に、ベンチャー企業の社長と重なる部分があり、しびれました。
※インサイド・アウト..."すべての出来事を自分ごととして捉える"と言った考え方で、『7つの習慣』で使われた言葉です。↓過去記事でも取り上げました。
土井けいじがベンチャー立ち上げを通じて男磨き~仕事の前提を貼り替える~ - 土井けいじの男磨きのススメ
学ぶ人を決める
従いましょう お医者様がそう仰るなら
ー漫画『ジャンケットバンク』10巻88話 獅子神のセリフより抜粋
獅子神が村雨とタッグマッチを組む際、村雨に対し放ったセリフ。獅子神は村雨が発言した内容の意図を一切理解していませんでしたが、獅子神は村雨が圧倒的な強者であることを知っています。そのため獅子神は意図が読めないながらも、村雨から強さの秘訣を学ぶため、強者のアドバイスをそのまま受け入れることにしました。
学ぶと決めたなら、その学ぶ人の言うことに対して文句をいうのは不毛ですよね。僕も立ち上げの時期は、学ぶと決めたベンチャー企業の社長の言うことは、どんな内容のことであろうと「はい」と言って聞いてきました。
学ぶ対象とする人が、わざわざイジワルで僕にとって悪くなるようなことは言わない、と信頼したからこそ、どんなことに対しても「はい」と言って聞いてきました。学ぶと決めるということは、学ぶ人のことを信頼しているからこそ出来る行為です。この漫画のこのシーンから、獅子神・村雨コンビの信頼関係が見て取れました。
環境を変える
強者の視点を数えられるのは 強者だけである
ー漫画『ジャンケットバンク』10巻97話 ナレーションより抜粋
獅子神が強者と戦い続ける中で、自らも"強者"へと成長を遂げた場面です。強者の中で揉まれて全力を出すからこそ、命の瀬戸際で覚醒することが出来ました。
自らが成長していく上では、成長したいと思える対象がいる環境に身を置く必要があります。僕も会社の従業員がメインだった環境から、ある企業の社長や社長を目指す人ばかりの環境に身をおくことで、居心地が悪いながらも良い環境に身を置いてきました。漫画内ではそれこそ命をかけているため少々大げさに書かれていますが、本気で人生を変えたければ、それくらいしてもいいと僕は思っています。
言葉を変える
僕は言い訳ばかりしてきた
アレがないとかこれが足りないとか
時期が悪いとか気が乗らないとかバカみたいだ
ー漫画『ジャンケットバンク』3巻22話 御手洗のセリフより抜粋
御手洗が真経津に見合う行員になるため、自身を成長させていくと決意したシーンです。
ネガティブだったり、アウトサイド・インの考え方からくる言葉ばっかり使っていると、中々自分ごとにならずいつまで立っても成長できません。前提を変えるためにも、まずは言葉から変えていくというのは非常に有用だと思います。
優先順位を決める
夢を諦めるくらいなら夢の途中で死んだ方が納得できる
ー漫画『ジャンケットバンク』5巻46話 御手洗のセリフより抜粋
御手洗が真経津の最期を理想的な環境で見届けられるよう、無理難題とも思われる挑戦をしていくと宇佐美主任に決意する場面でのセリフです。
御手洗にとって、自分の願望の達成>自分の命 と明確に決まりました。僕も「仕事>自分の一切合切のプライベート」 として、仕事をしてきたからこそ、無事ベンチャー企業が立ち上がり、今でも安定してベンチャー企業が運営できています。漫画だけでなく、これくらいの熱意で仕事をしていくのは大事だと思っています。
一緒にいる人を変える
強い人は機を逃さずなんだって使う
ー漫画『ジャンケットバンク』3巻22話 御手洗のセリフより抜粋
御手洗が真経津の強さの秘訣を知るため、真経津から学んだ教訓です。御手洗自身が成長していくうえで、真経津の近くで学べることは多いと感じた場面でした。
学ぶと決めた人の近くにいることで、学ぶと決めた人がどういった意図で何をしたか、その価値観や前提を学び取ることが出来ます。御手洗は自身が真経津に見合う行員になるために真経津と一緒にいる時間を増やしましたが、僕はベンチャー企業を運営するのに見合う人になるためにお世話になっている社長と一緒にいる時間を増やしました。どの業界でも、一緒にいる人の影響力は計り知れないものだと、僕は思います。
解釈の仕方を変える
いい加減に目を覚ませ 君の勝利は机上の空論だ
ー漫画『ジャンケットバンク』4巻35話 真経津のセリフより抜粋
ゲーム「ジャックポット・ジーニー」で、真経津が雛形に対して放ったセリフ。ここでは、"勝利"という解釈が両者で異なっていました。
雛形にとっての勝利...ゲーム「ジャックポット・ジーニー」内で、自分の金貨枚数が相手の金貨枚数を上回ること(ルールで明記された通り)
真経津にとっての勝利...死なないこと(不審なルールまで疑った結果導き出された結論)
「事実は1つ、解釈は無数」といいますが、一見真経津が行った不可解な行動が、真経津自身の命を守ることに繋がり、真経津が勝利しました。何をどのように解釈していくかで、人生は変わっていきますね。
解釈の仕方が異なる場面が他にもあったので、紹介します。
この世界に 自分を正義だと思っていない奴がいるのか?
ー漫画『ジャンケットバンク』10巻91話 山吹のセリフより抜粋
自分のことを悪だと思って行動する人は中々いませんよね。だからこそ、"正義"同士がぶつかってしまうこともありますが。
火事の中に飛び込み子供を助ける人間は 人としては称賛するが医者としては最悪の姿
ー漫画『ジャンケットバンク』10巻94話 村雨のセリフより抜粋
同じ一つの行動ではありますが、立場によって全然見え方が異なるセリフです。
お金の使い方を変える
ギャンブラーの勝利が担当の銀行員にも利益をもたらすと予想しました
…
だから最速で買っただけです
ー漫画『ジャンケットバンク』3巻22話 御手洗のセリフより抜粋
御手洗が真経津を担当する権利を購入したときのセリフです。これによって、御手洗はあと1回ミスをしたら銀行から追放されるというくらい貧乏になりましたが、それでも可能性にかけて"先行投資"を行いました。
自分にとって利益をもたらすものであれば、自分の手持ち関係なく、"先行投資"をしたほうが効果的ですよね。僕も自分の成長・可能性に掛け、掛けられるだけのお金を自分に"先行投資"してきました。
まとめ
今回は漫画『ジャンケットバンク』を通して、僕がベンチャー企業を運営していく上で大事にしていることを再度紹介しました。
今後もこの前提・価値観を大事にして、企業を運営していきます。
土井けいじでした。