ソーシャルディスタンスのもう1つの意味?事業家が気にする距離とは!?
株式会社Peace 土井けいじです。
コロナウイルス対策として、ソーシャルディスタンスという言葉が一般的になりました。
「感染を防ぐために、他人と2メートル程度の距離を取ること」を意味して使われています。
しかし、実はこれ以外にも別の意味があります。
ところで、パーソナルスペースという言葉をご存知でしょうか?もしくは対人距離とも呼ばれます。
他人とのちょうどいい距離感と言い換えても良いかもしれません。
例えば、恋人同士なら極々近い距離でいますね。その一方で、電車などで赤の他人と同じ空間にいるときは、できるだけ距離を空けるかと思います。
このように、相手との関係性によってパーソナルスペースは変化します。社会学や心理学などでは以下の4つの距離に分類しています。
・密接距離
・個体距離
・社会距離(ソーシャルディスタンス)
・公衆距離
ようやく冒頭の話に繋がりました。パーソナルスペースでの社会距離(ソーシャルディスタンス)こそが最近知れ渡ったソーシャルディスタンスの「別の意味」です。
後半ではパーソナルスペースのそれぞれの説明と、事業家のみならず仕事がデキる人やモテる人が気にしているポイントをお伝えします。
まず密接距離についてです。
密接距離は家族や恋人などの特に親しい相手との距離です。どちらかが手を伸ばせば届く距離なので、信頼関係が築けていることが大切です。
信頼を得ていない状態で相手の密接距離に入ると、不快感を与えて逆効果なので気をつけましょう。
これは人間関係に影響することなので、恋愛でも仕事でも大切です。
次は個体距離です。
お互いが手を伸ばすと届く距離で、友人と話すときなどによく見られます。
そして社会距離、ソーシャルディスタンスです。
これはテーブル越しに話をする程度の距離で、仕事の場面で適切な距離感とされています。
最後は公衆距離です。
講演会や式典などのオフィシャルな距離で、あまり個人的な関係性ではありません。
簡単な説明は以上です。
パーソナルスペースには男女差や文化差、個人差などがあるため、一概には言えないということも大切なポイントです。
そのため、相手がちょうどいいと感じる距離がどれくらいなのかを常に気にする必要があります。
実は店舗の運営にもパーソナルスペースの考え方を取り入れていますが、その話はまた別の機会に譲ります。
どうすれば相手が喜ぶかということを考えて、自分ができることをひとつひとつ積み上げる事業家でありたいです。
また、皆さんも距離感を大切にして恋愛や仕事が上手くいくといいですね。
土井けいじでした。