幸福に感じる原因は脳内麻薬である
株式会社Peace 土井けいじです。
ニュースを見るとコロナの患者も増えており、
どんどん一日の感染者数も記録更新されてきましたね。
医療従事者の方のお仕事はより大変になっているかと思います。
そんな方たちを労うかのように4/27~5/2にて東京タワーの鮮やかなライトアップが実施されました。
展望台付近に見えた『ARIGATOU』のライトアップされた文字は忙しい日々に癒しと笑顔を与えたと思います。
笑顔には、エンドルフィンとよばれる脳内ホルモンが分泌される効果があります。
エンドルフィンの特徴としては、モルヒネ(鎮痛剤)が摂取されたときと同じ受容体と結びつくことで人体に多幸感を与えることが挙げられるため「体内性モルヒネ」、「脳内麻薬」と呼ばれることもあります。実際にエンドルフィンにはモルヒネの約6.5倍に及ぶ鎮痛作用があり、ランナーズハイもこのエンドルフィンに関係しているといわれています。
私が事業家としてお世話になっている師匠の大好きな漫画に「刃牙」という格闘技の漫画があります。その中でも、エンドルフィンを自らの意識で分泌させ通常以上の格闘をみせるシーンがあります。
そして、エンドルフィンには人に幸福感を与える効果があります。
好きなものを食べたとき、好きなことをしたとき、好きな人といるとき
幸せだと感じることはありませんか?
この時、エンドルフィンが分泌されているのです。
つまり、幸せだから笑顔が出るのではなく、笑顔になるとエンドルフィンが分泌されて幸福を感じるメカニズムなのです。笑顔は幸せの結果ではなく、理由だったのです。
私の友人で起業支援や飲食店を経営されている方がいます。
その方はとても笑い上戸でして、いつもニコニコしています。たくさん笑うので、多くの幸福感を感じているのだと気づきました。
映画などでたまに聞く『そんな怖い顔していると、幸せはやってこないよ!!』っというセリフがあると思いますがあながち間違いではないのですね。
ただ少々気を付けないといけないことがあります。
幸福感を得るために、大好きな脂の多い食べ物や甘いものをたくさん食べることを繰り返すのは、体に負担がかかり得ます。
健康的な食事や軽い運動、癒しの時間などいつもの生活の中で取り入れていくことで自然とエンドルフィンの分泌を手助けていきます。
幸福感を求めてエンドルフィンを分泌するというよりは、健康的に楽しいことを取り入れて、エンドルフィンを活性化させることが幸福に近づくポイントかもしれませんね。
土井けいじでした。