左利きのエレンに学ぶ社会の現実
株式会社Peace 土井けいじです。
11月に入りましたね!
いよいよ年末が近づいて参りましたが皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
僕自身は10月の目標もしっかり達成をして、11月もより高い目標に向けて
精進していきます。
皆さんもご自身のお仕事で日々チャレンジして欲しい結果を得ていきましょう!
さて、前回バンクシーの話をしましたが、今回はそれに関連した話で、「左利きのエレン」を語りたいと思います。
左利きのエレン、皆さんご存知でしょうか。
ネットで話題になり、有名になった漫画です。
僕は実は漫画が大好きでいろんなジャンルのものを読んでいるのですが、その中でも特に好きなのが、この「左利きのエレン」です。
前回話したバンクシーの存在を知ったのも、実はこの漫画がきっかけだったりします。
どんな作品かと言うと、エレンという女の子(天才グラフィティアーティスト)とその幼馴染である朝倉光一(天才になれなかった凡人)という対極的な二人が主人公のクリエイター群像劇です。
光一は広告代理店のデザイナーとして、世界に名だたるクリエイティブディレクターに
なることを夢見る一人の少年。
一方のエレンは絵に愛された才能の持ち主であり、誰もが羨む成功を収めていく人物です。
ただ、彼女は過去に画家であった父が画家としての成功ができず夭折してしまった過去があり、才能を持ちながらも絵を描くことに抵抗を感じています。
一方で光一は自分に才能がないことを徐々に気付いていくのですが、エレンに負けたくない一心でがむしゃらに努力してくことになります。
努力はするけど思うような結果の出せない光一、才能があることで葛藤するエレン。
二人が出会う高校時代から、全く会わなくなる社会人、そして未来、と時間軸が
前後していくストーリー展開が最高に面白い作品です。
二人は社会人になると全く別の道を歩み始めるため、絡むことはほとんどなくなるのですが
会わない期間にお互いがお互いの過去の出来事を思い出し、意識し合って高めていくという展開です。
僕がこの漫画を読んでいて感じるのは、多くの人は光一に共感するシーンが多いんじゃないかなということです。
この漫画のキャッチコピーは、「天才になれなかったすべての人へ。」というもの。
天才になることができなかった大多数の人向けに描かれています。
その対極の存在として、天才のエレンがいるのですが、若くして本物の天才と出会ってしまった光一の苦悩と葛藤、努力がまさに現代に生きる社会人の描写として描かれている作品だなと思います。
アーティストの世界で有名になれるのはほんの一握りの存在。
僕自身、世界的に有名なバンクシーでさえ知らなかった時期があったぐらいなので
本当に有名になれる人はわずか、という現実を叩きつけられます。
原作者のかっぴーさんは、元広告代理店のクリエイティブディレクターを経験されている方で、ご自身の経験を元に、漫画を描かれています。
僕のチャレンジしているビジネスというフィールドは、才能よりも結果を見られる世界です。
どちらの世界も努力をすることは当り前で、結果を残すことが最重要ポイントです。
ある意味、才能関係なく、自分自身の努力と結果で証していける分野で働けることに
日々感謝しております。
これからも、自分の欲しい未来に向けてハードワークしてきます。
土井けいじでした