エルメスの伝統と実績
株式会社Peace 土井けいじです。
今日は一段と寒い日になりましたね!
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
僕自身はいつものことですが、仕事において実績を作っていくことに没頭しております。
実績を出す=社会に対して貢献すること
自分自身と仲間を勝たせることに繋がると信じています。
綺麗ごとを言うつもりはありませんが、実績を出し、売上げを伸ばすから周りにいい
影響を与えられると思うのです。
日々ハードワークして目標達成していきます。
さて、前回はダウンジャケットの歴史の話をしましたが、今回はエルメスの歴史について語りたいと思います。
エルメス、知らない人がいないくらいの超一流ブランドですよね。
僕の大好きなファッションバイヤーの方もエルメスについて語っておられて、それがきっかけで気になりましたので今回調べてみました。
1、貴族が乗る馬車に使われる馬具工房が始まり
1837年のフランスで誕生した馬具工房。当時自動車はまだ存在せず、貴族や王族だけが乗ることのできる馬車がありました。
その馬車に使われる馬具を作っていたのがエルメスの始まりです。
つまり上流階級の人が乗る馬車のため、扱われる馬具自体も高級なものでなければ
いけませんでした。
そこからエルメスの物つくりの文化はあったわけですが、後々自動車が大頭してくることを予見したエルメスは、革製品を使用したバッグや財布を作成することで、サービスの転換に成功し、今日に至るまで繁栄してきたのです。
経営者の手腕と技術者がとても優れていたのですね。
2、時代に逆行した生産工程でブランド力ナンバー1へ
エルメスと言えば、名だたるハイブランドを押しのけて、一歩上を行っているイメージのある方が多いのではないでしょうか。
その一因としては、エルメスの生産工程にあると思います。
デザイナーは超有名人を起用するのが当り前。且つ一つの商品に対して、一人の技術者が完成まで、しっかりフォローするのが前提となっています。
つまりは分業制や機会を使った大量生産を行っていないのです。
現在において大量にモノを作るためには手作業をなるべく省くことが合理的に
思えますが、エルメスはあえてその逆を行くことで、一つ一つのアイテムに対しての
こだわりを追求しています。
カバンや財布がなぜあんなに高いのか、というのを疑問に思っている人もいるかと思い
ますが、この工程を知っておくだけで、納得して購入できるのではないでしょうか。
3、どこにも属さない
世界のブランドを統治するグループ、ここで名前は出しませんが大きな3つのグループが存在しているのですが、エルメスはどこにも属さない、という方針を取っています。
どこかに属していると、お互いのブランドのコラボレーションであったりマーケティングすることが優位になると思うのですが、そういったことをしないのが、エルメスというブランドです。
伝統と実績を重んじる、まさにハイブランドですね。
いかがでしたでしょうか。
ブランド力を高めるというのは、並大抵の努力ではないと思います。
高いブランド力の背景には、たゆまぬ努力があることをしっかり把握するのは大事なことだと思いました。
土井けいじでした